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ネットは危険、出会い系サイトも危険。ハ~?

ある学校の先生が、子供を持つ保護者にネットに対する知識や理解を深める為の講演会の紹介記事を見ました。

そこには「怖い出会い系サイト」とあり、その記事を見る限りでは、出会い系サイトだから悪い事が続出するかのような内容があり、出会い系サイトでの検挙数まで挙げてあって、出会い系サイトどころかネットに接する機会があまりない人が聞けば、「出会い系サイト=悪」としか理解しない感じの内容となっていました。

「うちの子は出会い系サイトなんか見ない」「うちの子は大丈夫」と多くの親は思っています。でも、子供たちが出会い系サイトにアクセスするきっかけは「ヒマつぶし」が多いんです。初めから性的なことを求めてアクセスする子供は少ない。

 悪い出会い系サイトに引っかかると最悪の場合、殺されることもあります。わいせつ行為や強姦などの性被害を受ける、暴行や監禁をされる、脅されて金品を取られる、中傷される、嫌がらせのメールを大量に送られる、いたずら電話がかかってくるーーといった被害に遭う恐れがあります。


上記のように悪い事例だけ挙げ、さも出会い系サイトは悪いもの扱い。
それはちょっと違うのではないでしょうか?

単純に、現実と同じで、「していい事」「してはいけない事」の区別がつくようにさせ、悪いことをさせない為の教育をすべきなんだと思います。

しかし、ネット独特の特性である「匿名性」や「非対面性」が原因で、「バレなきゃいいや」という心理が働き、犯罪へと繋がる場面もあるのは否定できません。

ただそこは子供に対して、いかにモラルを持たせるか?を考えていき、教育していく事が大事ではないかと思います。

ただ出会い系サイトは怖い。犯罪の温床になりやすい。そんなことを説いただけでは全く無意味で、「出会い系サイト=悪」を単純な答えとして、出会い系サイトを捉えるのは発想が安易ではないかと感じます。
犯罪性だけ強調しても意味ないですね。

これは、出会い系サイト規制法が施行された前後の状況と似た発想があります。
犯罪的要素が増加傾向にあった為にできた法律ですが、この頃「ネット自体を未青年に対して閲覧制限する」とか「出会い系サイト自体閲覧できないようにする」といった世論が一部ありました。
単純に蓋をすれば解決する問題でもないのに。
実際、出会い系サイトが18歳未満は利用できないという法律となって解決したのでしょうか?

これではタバコや酒のように20歳からと同じです。
出会い系サイトは、酒やタバコの様に害になるものではないと思うし。

もっと言えば、出会い系サイトで仲間、友達、恋人、結婚相手を見付けた人達は変人扱いですか?

それと、犯罪の可能性のある出会いの場というものを出会い系サイトに限定し過ぎているのは、今回のこの記事も同様、ネットについてのあり方のような事を説く人達には多く見られます。
ネットでなくても、出会いの場というものは、どこでも犯罪の可能性は考えられます。

ネット上で、出会いの場と言えば出会い系サイトだけではありません。
掲示板サイト、ウェブサイトの一部のコーナーとして運営している掲示板、オンラインゲームも出会いの場としては有効です。
ウェブサイトを自身で運営していても、そこから出会いはあり得ます。
出会い系サイトを完全に閲覧規制等したとしても、他の出会いの場所はネット上ではたくさんありますし、探さなくても自然とそれらのネット上の場所には辿り着くでしょう。
それらが、出会い系サイトと同じ状況にならないとも考えられません。

「悪いものだから利用してはいけない」と決め付けるのではなく、「悪い事をしてはいけない」という教育をメインとしていくべきではないかと思います。

参考:情報モラル

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